タオルの制作過程で使用される化学薬品
糸を織るとき、糊付けされます。
このため、タオルが織り上げられ生地ができると、最後に生地から糊をぬく作業をします。
この作業は、水の入った大きな槽にタオルを入れて洗濯機のように水を動かし、水の温度を上げて糊を引き出す作業をします。
この時、糊がなかなか抜けきれないため、タオルが硬く仕上がりやすいのです。
その硬さを取るために柔軟剤を入れて柔らかくしていきます。
柔軟剤を入れると、今度は吸水性が悪くなるので、吸水剤を入れることになるのです。
このようにして実は何種類もの化学薬品を使用しながら加工している場合が多いのです。
一般家庭でもタオルが硬いと柔軟剤を使用する場合がありますが、多すぎると柔らかいタオルにはなりますが、逆に吸水性が悪いタオルに変わってしまう場合が多いのです。
宇野タオルの特殊な加工方法
私たちは 『ミスト加工』 という特殊な加工をしています。
ミスト加工というのは、水を霧状にして生地に吹き付けて、生地の糊を抜く特殊な加工に取り組み、薬品カットをしています。
この 『ミスト加工』(私たちがネーミングしました。) をすることによって、柔軟剤を使用しなくてすむようになりましたし、身体と素材にやさしく、吸水性も良く、ソフトな仕上がりになりました。
そして、ミスト加工に使用するお水にセラミックや波動水を入れて加工することで、さらに振動波=エネルギーまでアップしています。